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それは腕の中で寝息をたてる。


オレンジ色の前髪を撫でるように左右に分けると、
一護の顔がよく見えた。
まるで起きる気配のないそれは完全に眠り込んでいて、
穏やかに肩を上下させて自らが呼吸をしていることを示す。
無防備に吐き出される息がわずかに感じられた。


「どうして俺を好きになってくれたんだろうな」


微笑みながら独り言を呟いて、
一護の額に音も立てずに軽くキスをする。


「もう少し、せめて俺が死ぬまでは、俺を好きで居てくれると嬉しいな」


誰に聞かせる風でもなく小さく掠れた声で呟くと、
ギュッと一護の先ほど以上に体を引き寄せて、その頭に顔を埋めた。
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